小学5年生の時から癒間に通っていて現在高校1年生の男の子がいるんです。

陸上競技をしているこの子にふと聞いてみたんです。

「大学に行くんだろ？」そして将来はどうするんだ？何になりたいんだ？

帰ってきた答えが・・・・

小学生の時に比べれば大きな怪我をすることもなく

体のバランスを整えるべく癒間に通っていた。

僕はこの男の子に色々な話をした。

体についてもたくさんのことを教えた。

難しい言葉は使わず分かりやすく伝えていた。

本人も興味があったらしく自分で本を読みネットで調べ学んでいた。

特にトレーニング方法とテーピングのやり方。

僕が出来る事は色々してあげたけど試合会場などで自分でできる事は自分でしなさいって言っていた。

本人から質問が出てくるくらい熱心に勉強していた時期もあった。

小・中・高と陸上をしてきて大学は陸上をしない・・・

じゃ〜何をするんだ？と聞いてみた。

 

実は・・・

「マネージャーになろうかと・・・」

ん？

陸上部のマネージャー？

なんでマネージャーなん？

選手としてよりも

マネージャーになって選手のケアをしたいと・・・

そっちの方がやりたいんだと・・・

まさかの答えだった。

てっきり陸上をやるために大学に行くのかと思っていたので・・・

 

選手をケアする側に行きたいなんて・・・

 

僕が今まで彼にしてきた治療や話などが

影響しているのかな・・・

 

でもちゃんと話しておいた。

現実問題この業界は厳しいと。

トレーナーにしても治療家にしても。

自分の技術で食べて行く事がどれだけ大変なことか・・・

 

日本ならまず「資格」だし

経験だし、一番重要な「人間性」がある。

半端な気持ちではこの業界では生き残れないと。

 

ただやってみたいと言う気持ちはとても重要な事だから

それはそれでアドバイスしてあげたいかな。